はじめに

「第3次がん総合戦略研究事案」と「がん臨床研究事業」から、がんの本態の研究とその成果を幅広く応用していくトランスレーショナル・リサーチ、さらに革新的ながんの予防・診断・治療などに関わる技術の開発さらにがんの治療に関わる技術の開発、またがん治療における標準的な治療法の確立を目的とした多施設共同臨床研究や緩和ケアなどに療養生活の質の維持向上に対する研究・さらにがんの実態の把握とがん治療の発信に関する研究及びがん治療の均てん化に資する体制の整備のあり方などの政策の課題に対する研究を推進していきます。

第3次対がん総合戦略研究事業とは

第3次対がん総合戦略研究事業とはがんの本態解明の研究とその成果を幅広く応用していくトランスレーショナル・リサーチさらに緩和ケアなどの療養生活の質の維持向上に関する研究そしてがんの実態の把握とがん情報の発信に関する研究に取り組んでいきます。具体的には以下のような内容になります。

1：発がんの分子基盤に関する研究
2：がんの臨床的な特性の分子基盤に関する研究
3：革新的ながん予防法の開発に関する研究
4：革新的な診断技術の開発に関する研究
5：革新的な治療法の開発に関する研究
6：がん患者のQOLに関する研究
7：がんの実態把握とがん情報の発信に関する研究
8：がん対策に対する戦略研究
9：乳がんの検診における超音波検査の有効性を研究するための比較試験
10：緩和ケアプログラムによる地域的な研究

がん臨床研究事業

1：政策分野に関する研究、全国的に質の高いがん医療水準の均てん化を推進していきます。がん治療の提供体制のあり方やがん治療に携わる医療従事者の育成に関する研究などへの取り組み
2：診断や治療分野に関する研究、進行がんや再発などの含めたがんに対するエビデンスに基づく新たな標準的な治療法や診断などの確立に関する他施設の共同臨床研究などについて取り組みがあります。

その他研究を推進していくための推進事業からの外国人研究者の招へいや外国への日本人研究者の派遣及び研究成果などの普及啓発に取り組んでいきます。

参考資料・出典：厚生労働省